まず日本とインドは仏教での繋がりがあります。インドで誕生した仏教が、6世紀には日本に伝来し、日本の文化や哲学、そして宗教に大きな影響を与えました。現代の日本では多くの仏像や建築物が残っており、歴史をみてもその影響はとても大きいものです。
戦後の1952年には、日本とインドの間で日印友好親善条約が締結され、両国の友好関係は加速していきます。相互理解を深め、政治、経済、文化など多岐にわたる分野でも協力関係を強化してきました。
この条約には相互援助条項も含まれ、両国が互いに協力して国際社会での地位向上を目指すことも記されており、日本とインドの友好関係をより強固なものにする上で重要な役割を果たしています。
その後、2007年には「日印交流年」を宣言。
日本とインドは、アジアを代表する大国になり、経済や文化面での交流も深く、歴史も含めた相互理解を深めることで両国の友好関係を築き、アジアの平和と安定の促進にも力を入れてきました。
現在では、日本とインドは経済や安全保障、文化の分野などでも強い協力関係を深め、両国間の友好関係はますます強くなっています。
今後も両国の更なる平和友好を続けていけるよう尽力していく所存でございます。
一般社団法人 日本インド友好協会
代表理事 杉岡 玲子